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迷宮のようなメディナの熱気におぼれ彼方に広がるサハラ砂漠に思いを馳せてモロッコ
永遠と無限を秘めたオアシス 神の国に惹きつけられてモロッコが誇る世界遺産を訪ねて

なめらかな砂の感触 サハラという大いなる自然の奇跡近代都市とモロッコ文化が入り混じるアンバランス カサブランカ

■モロッコはここ!

国のデータ
政体= モハメッド6世国王
言語= アラビア語・フランス語
住民= アラブ系65%ベルベル系35%
宗教= 国教はイスラム教(スンニ派)
面積= 約45万9000km2(西サハラは除く) 日本の約1.2倍 
人口= 約3224万人(2006年)

■永遠と無限を秘めたオアシス 神の国に惹きつけられて

永遠と無限を秘めたオアシス 神の国に惹きつけられて

無数の小路が入り組み、まるで迷宮のような異次元の世界がどこまでも続く。陶器、スパイス、織物、家具、皮革製品に装身具、ありとあらゆるものが並ぶスークの喧騒に圧倒され、街中に響き渡るアザーンの声が心を揺さぶる。ここは北アフリカ最大の規模を誇るマラケシュのメディナ。モロッコの中でも、極めつけにエネルギッシュでエキサイティングな場所。北から、大西洋岸から、そしてサハラ砂漠から、あらゆる土地の人々が何かを求めてこの迷宮に集まってくる。多種多様な民族、宗教、文化が混然とし、過去と未来、新旧が巧みに交錯するマラケシュには、世界中の人々を惹きつける強烈な出会いが待っているのだ。

ベルベル人の言葉で「神の国」と呼ばれ、「南方産の真珠」と称えられる千年都市。昔ながらの旧市街メディナと、新市街に広がる洗練された街並みとの絶妙なコントラストに、マラケシュの新たな魅力が垣間見える。

●マラケシュのみどころ

・ジャマ・エル・フナ広場

ジャマ・エル・フナ広場

旧市街メディナの中心に位置する大きな広場。アラビア語で「死者たちの広場」という意味で、かつては公開死刑場だった。現在は、夕方なると屋台が並び、ヘビ使いや踊り子、曲芸師などによるパフォーマンスが行われ、毎日深夜まで大勢の人で賑わっている。マラケシュ観光の基点にすると便利。

・クトゥビア

クトゥビア

高さ77mの美しいミナレットで、メディナの西にそびえ建つマラケシュのシンボル。四面それぞれ異なる装飾を持つムーア様式の傑作である。夜はライトアップされて、美しい壁面が暗闇の中にくっきりと浮かび上がる。もともとはモスクの一部として建造されたが、現在モスク部分は残っていない。

・スーク

スーク

ジャマ・エル・フナ広場の北側に広がる世界最大の市場。細い道が網目のように巡らされ、両側にところ狭しと店が並んでいる。衣料品、香辛料、肉や野菜、木彫品、銅製品、ランプ、カーペットなど、スークの物の豊富さと文化の多様さを見れば、ここが当時、交易の重要な中継地であったことを実感できる。

・バイア宮殿

バイア宮殿

アラビア語で「光り輝く」という意味で、1894年から1901年にかけてフェスの職人1000人の手により建設された。現在も国王が時々宿泊するため、その豪華さは目を見張るほどで、内部の彩り鮮やかなタイルや細密画の装飾は、スペインのアルハンブラ宮殿に負けない壮麗さ。

・アグノウ門

アグノウ門

メディナの南側、王宮近くにある美しい門。アーチの周囲に赤と緑の砂岩を馬蹄形状に配置し、その上の壁にはコーランの一節が刻まれている。かつてはスルタンが宮殿に行くために使われた門だが、死刑に処された罪人の首をさらす場所でもあったという。

・メナラ庭園

メナラ庭園

12世紀のムワッヒド朝時代に造られた広大な庭園。中央には大きな貯水池があり、その周りをオリーブの林が囲んでいる。水辺のパビリオンは、当時スルタンたちのデートスポットだったとか。


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