■イタリアはここ!

国のデータ
政体= 軍政
言語= イタリア語
住民= ラテン系イタリア人
宗教= カトリック(95%)
面積= 30万1328km2 日本の約80%
人口= 5789万人
■ナポリ 〜自然が彩る永遠の劇場〜

イタリア南部に位置するカンパーニャ州の州都ナポリ。
かつてはローマ皇帝の避暑地として栄えたリゾート地で、輝く太陽と澄んだ海が調和する美しい街である。
ヴェスーヴィオ火山を背景にした風光明媚な港町は、世界三大夜景のひとつにも数えられ、夕陽に赤く染まる頃は息をのむ美しさ。
旧市街の狭い石畳を歩くと、潮風にはためく洗濯物が下町情緒を演出。洗濯物の白と溢れる青色とのコントラストが、その光景すら一枚の絵のように見せてくれる。
またナポリは古代ギリシャ時代からイタリア統一までの2000年、フランスやスペインなど様々な国の支配を受け続けた町でもある。
入れ替わり立ちかわり変化した支配者たちは、この町に個性豊かな建造物を残した。
ノルマンの王によって建てられた卵城、ブルボン家のカルロ3世が造ったサン・カルロ劇場など、様々な時代の様々な様式文化が町にひしめきあっているのだ。
しかしながらこの町に住むナポレターノたちは、どんな時もしたたかでウィットな感覚を忘れることはなかった。
「永遠の劇場」と呼ばれるナポリでは、現在も彼らによる喜劇や悲劇が毎日のように繰り広げられている。
「ナポリを見てから死ね」の名言通り、ナポリを見ずしては恋も人生も芸術も、そして死さえも語ることはできないのである。
・考古学博物館

世界でも屈指のギリシャ・ローマ美術を収集した博物館。カンパーニャ地方一帯から出土した先史古代の遺品が数多く展示されていて、中でもポンペイから発掘されたモザイクは必見。
また、宝石類を集めた展示室にある、紀元前2世紀の「ファルネーゼの皿」は、世界三大カメオの1つに数えられる程の秀逸品である。
・ヌオーヴォ城(アンジュー家の城)

13世紀フランス王家の流れを汲むアンジュー家の城を、スペインのアラゴン家が再建したもの。
4つの円筒状の塔を持つ城壁で囲まれている城で、大理石のレリーフを施した凱旋門はルネッサンス様式の傑作のひとつ。
・卵城

サンタルチア港の小島に突出して作られた城塞。もともとローマ帝国時代に建てられた豪華な別荘を、12世紀にノルマン王が要塞とした。
基礎に卵を埋め込み、「卵が割れるとき、城はおろか、ナポリにまで危機が迫るだろう」と呪文をかけたことが城の名前の由来と言われている。
ここからのナポリ湾とヴェスー ヴィオ火山の眺めは素晴らしい。
・サンタルチア

カンツォーネの名曲「サンタルチア」で有名な地域。どこまでも続く青い空と青い海の美しいナポリ随の一景観が広がる。
港には漁船ではなくヨットが係留され、卵城の脇にはシーフードレストランが建ち並ぶおしゃれなエリア。
夜間は、照明に浮かびあがる卵城が幻想的でロマンチックな雰囲気。
・スパッカ・ナポリ

ダンテ広場とカリタ広場の中間あたりから中央駅方向に走る道が古くはスパッカ・ナポリと呼ばれ、今でもナポリ情趣の残る古い町。
陽気で人懐っこいナポリの人々、青い空にひるがえる洗濯物や活気溢れる賑やかな市場など、ナポリのすべてがここにある。
●皇帝たちが愛した神秘のブルー カプリ島

紺碧の海に囲まれ、輝く太陽に照らされた南イタリアを代表するリゾート地。
そのあまりの美しさに魅せられた古代ローマ皇帝アウグストゥスは、カプリ島を手に入れるために、はるかに領土の広いイスキア島をナポリ公国へ譲渡したと言われている。
島の周囲を切り立った崖が囲み、崖の上から眺める景色と岩壁を波が浸食してできた洞窟がみどころ。素朴な雰囲気をそのまま残したカプリの町は、今も世界中の憧れ。
・青の洞窟

狭い入口からの太陽光が底の白砂に反射して、洞窟内の海面全体を神秘的なブルーに染める。
洞窟へはカプリ島のマリーナ・グランデ港から船で向かう。洞窟の入口は狭く、半ば水中に埋もれている。
内側に入ると外からは想像もできない広大な空間が広がり、透きとおるような青に輝く洞窟を堪能することができる。

カフェのパラソルが並ぶ賑やかなウンベルト1世広場

古代彫刻のコレクションが珍しいサン・ミケーレ教会

この島一番の高みソラーロ山からカプリ島を見下ろす絶景
※写真はイメージ
