■コスタリカはここ!

国のデータ
政体= 共和制
言語= スペイン語
住民= スペイン系を主とする白人とその混血95%、アフリカ系黒人3%、先住民2%
宗教= カトリック85%、そのほかプロテスタントなど15%
面積= 5万1100km2 九州と四国を合わせたくらい
人口= 430万人(2004年)
■大自然の宝庫コスタリカ 〜ナチュラリストの棲む森〜

コスタリカとはスペイン語で「豊かな海岸」を意味し、1502年にコロンブスが新大陸へ最後の航海を行った際に辿り着いた場所。
永世中立国として軍隊を保持しておらず多くの山々に囲まれていることから、「中米のスイス」とも呼ばれている。
青々と茂ったジャングル、白い砂浜、今でも活動を続ける火山・・・。変化に富んだ地形に恵まれたコスタリカの大自然は、貴重な動植物の宝庫として世界的に知られ、現在まで国土の約25%が国立公園又は自然保護区に指定されている。そして、地球上の約5%の生物がこの小さな国に暮らしているのだ。
特にこの国に暮らす野鳥はすばらしい。世界一美しい鳥として有名なカザリキヌバネドリ(通称ケツァール)を筆頭に、ハチドリ、コンゴウインコ、オオハシ(トゥカン)、マイコドリ、フウキンチョウなど、新大陸ならではの美しい鳥達が世界中のバーダーを魅了している。彼らはこの熱帯雨林と共生し、森を豊かにしている。
天性のナチュラリストたちに守られた太古の森は、「中米の花園」とも言うべき楽園なのだ。また、国と国民が一体になってこのかけがえのない自然を守ってきたコスタリカは、環境保護の先進国でもある。環境を守りながら観光にも力を入れ、「エコツーリズム」の分野でも先端をいっている。
地球に優しく、地球とともに、あるべき姿をみつめなおそう。
●コスタリカ自然動物大図鑑
貴重な動植物の宝庫として有名なコスタリカ。
雨季と乾季、季節はたった2つしかないが、その自然環境は、熱帯乾燥林、マングローブ林、熱帯雨林、熱帯雲霧林、3,000mを越える山々、サンゴ礁、など実に多種多様。楽園には一体どんな珍しい生物が暮らしているのだろうか?
・カザリキヌバネドリ(ケツァール)

バードウォッチャー憧れの世界一美しい鳥。手塚治虫の『火の鳥』のモデルとも言われる。
古来よりメキシコから中米にかけて棲息し、アステカ族やマヤ族はその長い羽を儀式の装飾品や神の象徴として崇拝してきた。体の大きさはハトくらいだが、尾のように見える上尾筒(腰の毛)が長く、体長は1m。
頭部や背の緑色と胸の赤色のコントラストが鮮やか。
・ハチドリ

コスタリカには約50種類のハチドリが棲息しているが、その代表格がムラサキケンバネハチドリ。細長い筒状の形をした赤や黄色のヘリコニヤの花に飛んできて、弓なりをしたくちばしで甘い蜜を吸う光景は実に愛らしい。
・コンゴウインコ

体長が1mもある大型の美しいインコ。山地よりも低地の熱帯雨林で見られることが多い。
森の中を群れが飛ぶと、まるで森全体が燃え上がったように赤く染まる。ガァーガァーという大きな鳴き声をたて、飛ぶと大きな羽音がする。
・サンショクキムネオオハ

大きく美しい3色のくちばしをもつ、熱帯を代表する大型の鳥。
木の実を好み、食べ物が安定しているところに定住してしまう習性を持っているので、樹林や保護区のホテルの庭先などでも観察することができる。
現地では「トゥカン」の名で親しまれている。
・ヒゲドリ(ベルバード)

髭を生やしているようなユーモラスな表情が特徴的。中型で熱帯雨林に棲み「ガーアーン」と大きな声で鳴く。
木の実を追って山地から平地の森へと季節ごとに移動する。
・オレンジマイコドリ

オレンジ色の美しい小鳥で、森の中を集団でジグザグに飛びながらパチ、パチと大きな羽音をたてるのが特徴。
地域により体色の白いものもいる。
・アカメキノボリガエル

コスタリカでは色鮮やかなカエルが多く見られ、アカメはその代表格。樹上性で吸盤が発達していて、産卵時のみ水辺に降りてくる。
・イチゴヤドクガエル

小さな体で派手な色をした毒ガエル。
先住民が吹き矢にこのカエルの分泌する毒を塗って使用したことから、この名前が付いた。フグの毒よりも10倍強いと言われる。
・ホエザル

熱帯雨林の樹上で生活するベジタリアン。葉や木の実をエサとし、朝夕には大きな声を出すため、「ハウラー」と呼ばれている。
いつも群れで生活し、樹上を枝をつたって移動する姿が見られる。
・ノドジロオマキザル

コスタリカ各地の森で見られる。群れで生活し、木の実や葉を食べる。
※写真はイメージ
