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迷宮のようなメディナの熱気におぼれ彼方に広がるサハラ砂漠に思いを馳せてモロッコ
永遠と無限を秘めたオアシス 神の国に惹きつけられてモロッコが誇る世界遺産を訪ねて

なめらかな砂の感触 サハラという大いなる自然の奇跡近代都市とモロッコ文化が入り混じるアンバランス カサブランカ

■モロッコが誇る世界遺産を訪ねて

2008年5月現在モロッコでは、マラケシュのメディナを含め8ヶ所が世界遺産に登録されている。人々が生活を続ける街そのものなど、どれも魅力的なものばかり!

※名称はユネスコの登録リストを参照。

・フェス旧市街

フェス旧市街

9世紀に北アフリカ初のイスラム国家の都として建設された古都で、1000年余りを経た現在も15万人の人々が暮らす“生きた世界遺産”。特徴は世界最大ともいわれるメディナで、城壁に囲まれた旧市街地は、当時さながら無数の路地が迷路のように走り、壮麗なモスクや神学校、美しい中庭を持つ民家、公衆浴場、スークと呼ばれる商店街がひしめいている。

・アイット-ベン-ハドゥの集落

アイット-ベン-ハドゥの集落

モロッコ内陸部の街ワルザザード近郊の、日干しレンガでできた要塞カスバが集まる集落。その昔、アラブ人の支配から逃れたベルベル人によって築かれた。固く閉ざされた入口の門、高い城壁や塔、迷路のような通路など、その姿はまさに難攻不落の要塞の威容を誇っている。この先には、同じように土レンガでできた大小のカスバが点在する「カスバ街道」がある。近年は映画の撮影地としても有名。

・古都メクネス

古都メクネス

現モロッコの王朝アラウィー朝が17〜18世紀に都と定めた街。フェスに比べると建造物は新しく色鮮やか。最盛期は17世紀、ムーレイ・イスマイル王の時代。彼は古い建物を片っ端から壊し、数多くの城壁や門、モスクなどを建設し、豪華な王国を造ろうとした。歴史の舞台がマラケシュやフェスに移っていくと共に街は衰退していったが、彼の死後に建てられたムーレイ・イスマイル廟や、王都の入口のマンスール門はイスラム建築の最高傑作に数えられる。

・ヴォルビリスの古代遺跡

ヴォルビリスの古代遺跡

モロッコに現存する最大の古代ローマ遺跡。紀元前40年にローマ帝国の属領となった町で、ローマ帝国の勢力範囲の西限に位置する重要な都市であった。当時は2万人もの人が暮らしていたという。40ヘクタールの敷地内には、その頃に建てられた凱旋門や神殿、公共広場、浴場、いくつもの邸宅群などが修復されていて、見事な状態で残されている。

・テトゥアン旧市街

テトゥアン旧市街

モロッコの北部、イベリア半島から50kmもない場所に位置する。15世紀、グラナダ陥落の際に逃れてきたイスラム教徒とユダヤ教徒によって造られた。スークのメイン通りから丘へと住宅街が広がり、白壁の家々と迷路のような坂道が続く様子は、南部スペイン、アンダルシアのよう。他とは一味違ったスパニッシュ&モロッコの雰囲気が存分に楽しめる。

・エッサウィラのメディナ

エッサウィラのメディナ

15世紀、ポルトガル人に発見され、西アフリカ沿岸部の軍事、貿易の拠点として栄えた町。その歴史は古く、紀元前800年代のフェニキア時代からすでに港町として栄え、紀元1世紀のローマ時代には、紫色の染料として使われる古代紫の生産地として有名になった。現在の町は18世紀にフランス人建築家の手により設計されたもので、白い壁と青い空とのコントラストが大変美しい。

・マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市

1514年にポルトガル人によって造られた海辺の城塞都市で、その後18世紀までポルトガル領だったこともあり、他の町のメディナに比べてヨーロッパの影響が残る。民族によってマサガン、マフドゥマなどと呼ばれることも。みどころは地下にある貯水槽。雨水を取り込む天井の給水口から光が差し込み、重厚な円柱とあいまって大変幻想的。 マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市

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